ラーメン甲子園

本日、上司のお見舞いの帰り道、K島君とラーメン甲子園でラーメン屋のはしご。初めて行くラーメン屋は、必ず「素のらーめん」を頼む様にしている。乗せ乗せで味が変わったり、スープが冷めるのが嫌なので。


まず一軒目はがんこラーメン
メンマが大変美味しい! メンマ、いいね~。 以上。
和風だしなのかな? でも塩辛すぎる。 これなら天童とか大海の削り節だしスープの方が好み。


二件目は、ばさらか
店に入ったとたん、強烈な匂い。これが豚骨スープの匂いだって言われたらしょうがないんだけど、やっぱ獣臭い。肝心のラーメンは、これが本場の豚骨だって言われたらしょうがないんだけど、なんかパンチが足りない。渋谷の博多天神の方が好みかなぁ。あと、辛し高菜が有料なのもガッカリ。

ラーメン甲子園のキャッチは、「あなたの舌と心にストライク」。
空振りに終わりました。

ラーメン激戦区の新宿で舌が肥えてしまったのかな。

靴 – 完全なる調和@ABC MART 2F

やっと靴を購入。結局、フォーマルとカジュアルを1足ずつ買う事に。メーカーはよく分からないけど、きっちり作ってある。昨日同様、7月にROCKPORTを買ったABC MART新宿店2階で今日も靴を見ていたら、「こんにちは」と、昨日とは違う店員さんが寄って来る。

ワシ:「黒のフォーマルとカジュアルを揃えたいんですが」
店員:「はい、たしか28cmでしたよね」
ワシ:「!」
店員:「お忘れですか? お履きになっているROCKPORTをお薦めした者です」
ワシ:「おお!」
まずワシを覚えてる事、そして売った靴、さらにはサイズまで覚えていることに驚愕。ワシなんか、寝たら忘れるがな。

ワシ:「昨日も1時間迷ったんですが、いい革靴無くて…」
店員:「何がお気に召しませんでしたか?」
ワシ:「薦められたのは先が尖ってて、蹴つまずきそうで。で、この茶を持っているので、同じ靴の黒にしようかなぁと」
店員:「分かりました」
ワシ:「う~ん、きついなぁ」
店員:「一つ上のサイズと、同種の先の四角いのを探してきますけど、その間、これ履いてもらえます?」
と、ノーマークの靴を渡される。

ワシ:「ん?」
店員:「皮も柔らかいし、先もゆったりですけど、出過ぎてなくて蹴つまずかないのでお気に召すと思いますよ」
どれどれ..ナニーーーー! 軽いし、足を包み込む様な皮のフィット感だし…5秒で決定。
ワシ:「あ、探しに行かなくていいですよ。これに決定」

カジュアルな方も、おすすめを3点提示してくれて、さっくりと特色を述べて、総合的には7月にお薦めしたROCKPORTですと言うので、もう薦められるがままに黒を購入。

距離の取り方、話の間の取り方、好みの抽出力…すごい。7月のROCKPORTの衝撃といい、今回の革靴の衝撃といい、この店員さん、ただ者ではない。マニュアルの応対云々と文句をつけるのと次元が違う能力だ。靴屋さんのプロ中のプロだね。

支払いをしている間、レジの隣で昨日の店員が苦笑いしてた。
昨日の店員も、今日の店員の実力を認めてるに違いない。

帰り際
ワシ:「○○さん(店員さんの名前)のおすすめ、いつもピンポイントで素晴らしいですね。この前のROCKPORTといい、今日の革靴といい。」
店員:「ありがとうございます。お客様に合う靴をお薦めするよう努めていますが、難しいです。今回はたまたま合ってよかったです。次もいいモノを探せるよう努めますので、今後もよろしくお願いします」
…押しすぎず、引きすぎず、調子に乗りすぎず、謙遜しすぎず…その間の取り合い、ひょっとしてチミは北斗四兄弟のトキかね?子供を抱けば、楽々シェルターに入れただろう疑惑が残るトキかね?

…うれしいじゃないの、いい店員に出会えて、自分にぴったりの靴に出会えるのは。

と言う事で、靴を買うなら新宿のABC MARTの2階の黒ぶち眼鏡の店員さんがお勧め。
モノ選びのやり取り、靴への愛情…全てがいい距離で共存してます。

車選び

礼服も買ったし、靴も買ったし、後は車だけ。
ドリフトキングのdrikinさんからもアドバイスを頂き、先輩からもアドバイスを受信中。

ふふふ、だいぶ固まってきましたよ~~~。
ワシにトヨタ車を買わせたい親戚諸君、早くワシを説得しないと買っちゃうよ~。

大会議

最近、店員さんと接する機会が多く、会話の難しさを感ずる。
店員さんとツーカーで分かり合うのは難しいな。
ワシの場合は近所のプラモ屋がいい線行ってる。

プラモ屋
いつもタミヤの塗料を買うのにグンゼの塗料を買ったら店長が..
店長:「ラッカー系だから、薄め液買った方がいいよ」
ワシ:「家にグンゼのシンナーがあるけど大丈夫?」
店長:「ああ。筆は乾く前に奇麗に洗わないとカチンコチンになるよ」
入り込みすぎない干渉に、思いやりの調和を感じる。

少なくとも、「ラッカー系塗料でよろしかったでしょうか?」とは聞いてこない。
そんな抽象的な質問をされたら…ワシの脳内で会議が始まる。

MS原理主義tsu「ジオンの魂は田宮の塗料が最適だが、連邦のモビルスーツはラッカー系だろう」
社会反映担当tsu「でも、店員さんはこんな事を気にしてはいないだろう」
モデラーtsu「もしかして、ワシがいつも田宮を使ってる事を知っているのじゃないか?」
健康志向tsu「ラッカー系は危ないってことじゃないかな?」
初心者tsu「田宮の塗料と混ぜると爆発でもするのか?」
取締tsu「わからんな。聞くか。」

「よろしかったかというと?」

てなことで、疲れるので抽象的な質問をしないでください。
嫁さん曰く、ワシは考え過ぎだそうな。
でも、皆さんも心の中で常に会議が行われてるんですよ~。

悶々

買い物が決まらない。
車も決まらない。
靴も決まらない。
でも礼服は速攻決まった。

礼服を見ていたら、店員が「サイズはよろしいですか?」と聞いて来た。彼女の意図する事を汲み取ってあげようと15秒程、彼女の瞳を見つめてしまった。
ワシ:「え、よろしいですかと言うと?」
店員:「サイズは分かってますかということです」
ワシ:「あ、いつも180か185のABです」
店員:「では、ごゆっくりどうぞ~」
ワシ:「あ、待って、待って。礼服でおすすめは?」
店員:「これです」
ワシ:「じゃ、それ」
30秒で決定。

靴を見ていたら店員が寄って来た。
ワシ:「フォーマルで、黒のポリッシュの皮靴で、疲れづらい、おすすめの革靴はどれですか? できれば伝統的な、いわゆる革靴がいいんですけど。」
店員:「う”~ん。」
1時間程あれこれ見せてもらうが、決まらず。
前回靴を買ったときは、「店員さんのおすすめは?」で一瞬で決定したのに。

なんだろ、初期検索条件が細かすぎるとダメなのかな。
車に至ってはまだ悶々と苦しんでます。12年間運転してないのに。

命日

今日は「人の話を聞かなくても相槌のうてる、ヒスパニック系千葉県人」な友人の命日だった。前の前の会社での数少ない友人でね、夕刊明日来もワシから奴にバトンを渡した。2つか3つ年上だったが、ワシは20で学生のアルバイト、奴は新入社員という、ぺーぺー同志なので気があったようだ。

まだワシもガキに毛が生えたくらいの頃、朝までよく一緒に呑んだ。職種は全然違ったし、一緒に働く事も無かったけど、なぜか仲が良かった。途中、兄弟になったしな。ワシが兄だが。それでも仲が良かったよ。

10年前はPC自慢大会とPDA罵倒大会。奴はPalm派でワシはNewton派。お互い結婚して年をとると、子供自慢と健康自慢に。基本は罵倒。2回転職したが、奴には会いに行ってた。うちの棚と食卓は奴からもらった物だ。

そしてワシだけが時を刻む様になり、同い年になった。
やっと最近吹っ切れたが、まだ墓には行けない。
冥福を祈る。