京王線券売機

京王線の券売機は、温和なワシでも血圧が10 mmHgは上がってしまう振る舞いを見せる。

出張の前や、長期休暇の前には回数券を買う。10枚の値段で11枚買える、ありがた~い回数券。
「9枚の値段で10枚買える方が値引率が切りがよくて(そしてお得で)、グッスリ眠れる」とか、
「行ったら帰って来るので、2の倍数の10枚綴り(そう言えば、昔は綴りだったなぁ)にして」
と、また心理的不協和でいささか残尿感があるのだが、商売なので許しましょう。

閑話休題

この回数券を買うとき、券売機が果てしなくとろい。
1:お金投入
2:利用駅選択
3:11枚発券(全部内部で発券処理するまで、何も出て来ない)
4:乗車券11枚+お札+小銭 ドバー!
5:乗車券とお札を券売機から取るまで、忘れ物防止用ブザーが鳴り響く
6:ワシ、焦って回収

ドロボウになった気分である。
普通、お客様のどちらかの手には財布があるわけで。お札、小銭、定期を全部財布に入れている人はいいけど、たいていは定期入れは別で、回数券もそこにおさまると思われるわけで。
一気にドバーと吐き出されると、朝から券売機如きに人間様が大慌てする羽目に。

美しいのは、都営地下鉄の券売機
1:お金投入
2:利用駅選択
3:内部発券中、おつり返却
4:おつり回収後、余裕を持って11枚発券
5:華麗に改札口へ

券売機に「アリガトウゴザイマシタ」と再生させる前に、並列に処理して下さい、京王線の券売機メーカー様(新型はスマートなのかな?)

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