人生の師

普通ならば父親が人生の師となるのだろうけど、ワシには相談できる父親がいない
シャチョー業と言うのは忙しい様で、一緒に団らんした記憶もない
知り合いの中で一番面倒な男だし、気もあわないし、闘って何とかなる男じゃない
そんなわけで、死んじゃあいないけど、もう10年会ってない

とは言え、生きているといろいろ相談したいことが出て来る。
昨年、管理職を引き受けた時、相談したのは叔父さんだった。
社会人としていろいろ教わったのは前の前の会社の上司のiidaさんだ。

そして今日、相談できるエージェントと会いました
(しつこいけど、転職は考えてません)
先日書いた通り、有象無象のメールが来るのだが、1通だけまともなメールがあった。
外資系にいると、自分のキャリアを利害関係無しに相談できる先輩と言うのがいない。
「転職は考えてないのですが、ご相談下さいますか」と訪ねたら、丁寧な返事を頂いた。

会ったら、とてもいい人だった
いままでエージェントでいい思いをした記憶がないが、この人なら一生付き合えると思った。
(この方に採用頼んだ方が…ごにょごにょ)

今までもこういう直感は当り、幸運にも人に恵まれていると思う

一緒に団らんしなかった親父は、代わりにワシを将棋の駒のように接待の材料に使った。
ただ、そんな場所で教えてくれた事を1つだけ覚えてる
「世の中には色んな人がいるから、多くの人に会って観察眼をつけておけ」

多くの師に出合えたのも憎き親父が最初の師だったからか
ちと複雑

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