新しい概念

なぜかフランス語で死刑制度の話しに。フランスでは死刑制度は無いそうだ。
EUに加盟するには死刑制度廃止が条件の一つで、トルコでは廃止が決定されたそうとのこと。

フランスでは、12人の陪審員を無作為に市民から抽出するとの事。1回は拒否権があるが、陪審員になるのは市民の義務であるため、召還すると基本的に断れないとの事。

先生曰く、陪審員になると、ひどい犯罪者に死刑を与えても与えなくても罪悪感を感じると。人の命が自分の手の中にあると、絶対に前日は怖くて眠れないだろうと。

死刑制度反対か肯定かは、まだ答えは出ないけど、国民一人一人が裁きに参加する際の陪審員への負担と言う概念が無かった。常に裁きの傍観者の立場からの被害者に対する同情だった様な気がする。

「人の純粋認知システムだけに注目せず、統御システムと環境システムの影響も考慮するべきだ」とノーマンに言ったコールの提言を体験した。

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