残留思念


古本の表紙裏に、前の所有者の走り書きがあった
池波正太郎なので、十代の若者ってことは無いと思う

何やら印鑑証明カードが必要らしいのと、電話をかける人のリストが見て取れる
かけ終わった人に×をつけるのはおかしいから、何か頼み事があり、それを断られたんだろう
4桁の数字も書いてあるが、金の無心かな?

この御仁が何を所望してたか、それが成功したのかは分かる由も無いけど、他人の思念が残るものには推理ロマンをかき立てられます

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