非連続空間

今日は、ぬける様な青空だ。空気も澄んでいる。
設立以来、苦楽を共にした上司のお見舞いに行った。

僕は乗り換えの為に電車を降りた。
僕の乗ってた電車のドアは閉まってしまった。
それを知らずに女性が階段を駆け上って来る。

明らかに錯覚だけど、少し彼女の未来にいる気がした。
電車に乗れない事を知っている僕と、それを知らない彼女。

知っていると言う事は、たびたび辛い。
午後は仕事が手につかなかった。
また上司のお見舞いに行こう。

パラレルワールドがあるならば、今日みたいな世界だろうと思った。

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