不完全燃焼

今日はワシの研究計画発表の日。
余裕があったのか、なかったのが分からないけど、ボーッとしてたら時間が無くなって、肝心なことを言い忘れると言う失態を。しかし、それにしても言えないことが多い中、やりたいことを伝えると言うのは難しいね。早く、特許を取って、おおっぴらに語りたいな。

計画発表と経過報告の後に、研究室の皆で呑み会に。
しかし、ワシのホテルとは逆方向。
名古屋市内に泊まってるのは、ワシだけの模様。
結局、1時間だけいて、ワシだけ撤退。

先の呑んでた人達のテンションにも付いて行けず、テンション上がるまで呑むことも無く、お腹も5分目で(´・ェ・`) ショボンな帰宅路。

なんか、朝から最後まで、不完全燃焼。

酔っぱらい認知空間

ブルトン人はビールを深酒するらしく、日付が変わる頃には、力だけがものを言う無秩序な街に変わるようです。そして、yann宅の楽しい時間の帰り道、街中に激しく酔っぱらいが溢れてた。

なんか、武器らしいのを持った集団があちこちで暴れてるんですが…

もうね、大柄のおぢさん、坊主頭で強面でノッシノッシ歩いてたけど、
心は生まれたばかりの子鹿のように((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル震えてました。

酔っぱらいの怒号をワシのパッシブソナーが捉えて、酔っぱらいレーダーを心に作成。

遭遇しないように、ホテルを目指しました。
酔っぱらいを回避する過程でルートを外れてしまい、迷ったかと思って失禁しそうになったけど、いきなり目の前にホテルが出現。

もうね、ファイナルファンタジーで、MP 0、ポーション無し、HP 残りわずかでダンジョン彷徨っている時に、セーブポイントが目の前に出現したような嬉しさよ。

風魔の如き早歩きでホテルに入る。己の解放に向けた、この緻密な早歩きは、小学校の頃にウンコ我慢しながら家を目指した時以来だ。

人生抽象化

目標、目的、意味、問題、経験 – すべて同じ事象だと思う。
時間位置と自分の能力との距離によって、色眼鏡がかかって違う概念として形成しちゃうんじゃないかな。

なんか、小人さんが働き始めた。

麻酔博士と呑み

さて、今日は朝いきなり先生とその家族が帰京する事になったので、午後は半休とってその準備。


ローストビーフ(和牛だよ~)、天然物のハマチの刺身、あん肝の酒蒸し(自分で蒸したよ~)、はまぐり鍋を作りました。最初はボジョレーヌーボーとローストビーフから軽くはじめて、芋焼酎と和食でメインに突入。

先生、先生の奥さん、ワシら夫婦、先生の子供4人、ワシらの子供3人…いや、まじに下手な保育所より子供で溢れてました。

先生には色々教えてもらいました。麻酔科と言っても麻酔をかける技術者じゃなくて、神経網と脳医学を研究して、効率的な麻酔の掛け方や、新麻酔薬等を作ってる麻酔博士ですわ。言わば「心」を学ぶ上で、ハードウェアの達人なわけで。ソフトウェアに値する心理学的の「心」の構成過程の臨床に関して色々指南頂けて大変有意義な議論に。プロジェクトにも興味を持ってくれたし、今後が楽しみ。

とも言うのも、今年は北の大学病院に麻酔科部長として異動するそうで、異動後には臨床環境に関して色々指導下さるので、楽しみです~。

大人4人でワイン3本、焼酎ほぼ一升空けて、ベロベロ。
あ~、楽しかった。

「複雑系」とは何か

複雑系に関して、おおまかな情報しかえられないので、久々に紀伊国屋に籠る。

まずは数学書コーナーに。やっぱりカオス理論の所に複雑系の本が並んおり、思いっきり内容は数学書。
とりあえず書物検索で「複雑系」で検索すると、予想以上の110ヒット。まぁ、片っ端から見てみるものの、やはり於いてあるコーナーの学問色が強く内容に反映されている…。

で、結局どれを買っていいのか分からないので、さっくり説明している文庫本を買う事に。読んでて気づいたんだけど、これ書いているの数学者であり哲学者の人なので、どうも数学史の説明とカオスの歴史中心に話を展開したがる傾向があると思う。

とりあえず、この本を読んでいて思うのは(まだ読み終わってない)、自分の専門分野のコーナーに置いてある複雑系の本を買えば、複雑系が分かり易いだろうと。なぜなら、この世は以前より複雑系そのもので、その系の中であなたは特定の学問を専門として選び学んできたのですから。自分の属するシステムの分析の方が楽かなと。

この本自体が複雑系が分かる本かどうかは分からないですが、自分はどこから複雑系を学べばいいかの道標としては機能した様な気がします。

「複雑系」とは何か
吉永 良正

おすすめ平均 
はじめての方の『複雑系』
余り良くない本
読みやすい。
入門書として最適かどうかは 「?」
森羅万象を理論化する試み

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心理的近傍への誘導

今宵は珍しく友人達に電話をしてみた。メールで中々到達出来ない人達に電話をかける事で、心理的距離が縮まるのかなぁと。って言うのは後付けの理論で、メールで連絡がつかないから電話してみただけ。

・まずは中学校2年から3年までほとんど隣の席だった、アンベ。お互いPHSから携帯にしてしまい、連絡が途絶えていたので実家に電話。話すのは3年ぶりで、とても懐かしかった。
・次は、小学校5年からず~っと一緒に遊んでた、一階下に住んでいるミキッチョ。9月に子供が生まれて大変な救急救命医。4月に東京に戻って来るので、呑む計画をする。
・その後は、数学科仲間でパチンコ仲間で、ストII対戦仲間で、単位習得の足をかなり引っ張ってくれたT仲。面倒くさがりでメールに返事をしないので音声通話。T仲だけは、音信不通でも50年後に電話しても変わらないと思う。
・さらにその後は、同じく数学科仲間で、新米パパになった先生予備役兵のT橋。木星の公転周期の如くしかオンラインにならないので、音声通話でリーチ。

しかしですな、連絡がつかなかった人と連絡がつくと、心理的に身近に感じるものですな。そして、これを読んだ、彼らを知らないアナタ、なぜかアナタも彼らを身近に感じてはいませんか?

香りフラッシュバック

ワタシの海馬と扁桃をベシベシ引っぱたいてくれる香り、それは…
包装紙
伊勢丹のお弁当の包装紙の香りがワタシの臭覚ニューロンを活性化してくれている様を、会社の女性達がかなり冷めた目で気味悪がってた…。

いやね、香りの情報は大脳皮質を通らないから、変なバイアスがかからずに、記憶したり、引きだせたりするのよ、と。ワタシの場合は、包装紙の香り=子供の頃プレゼントをもらった想い出フラッシュバックなのよ、と。

いくら説明しても、気味悪がるのを止めないその人は、一応香りの担当もしてたはず…。ま、いいんだが。

実は、味覚と思っていても、味を感知する7、8割は実は嗅覚が担当していたりするわけで。タバコを吸う人は、「これ、おいしい!」と思う料理は、実はもっとおいしかったりする可能性があることを知って欲しいわけですな。でも、すでに中毒になっているので認知的不協和を軽減すべく、「あまり味覚に影響が無い」と思ってしまうらしいです – by 社会心理学。

1日2箱は吸うヘビースモーカーだったけどタバコをやめた経験から言うと、「タバコをやめると、食事が劇的にうまくなる」です。やめてもう10年。飯はうまいし、空気もうまい。季節も香るし、天気も香る。